新聞に掲載されました。
| 猫を迎える先住猫がいる場合トイレ以外で用を足す猫
新しい猫を迎える時に、一番大切なのは「トイレのしつけ」です。大切ですが、トイレのしつけが簡単なのも猫の特長です。

1. トイレのしつけ方

まず、トイレの定位置を決めてください。後で動かすと、猫が混乱して「そそう」の原因となることがありますので、できれば最初に永久的なトイレの場所を決めてください。そこに新しい砂を入れ(この時、以前に使っていた砂を少し混ぜても良いでしょう)、1日4〜5回、猫をだっこして、トイレに連れてゆき、砂の上にポンッ!と置きます。それだけです。用を足す足さないに関わらずに行ってください。回数は多くても構いません。その内の何回かは、実際に用を足すと思いますが、これで猫はトイレの場所を覚え、それ以降は、そこで用を足すようになります。トイレに行くドアが閉まっていたり、障害物があったりしない限りは、ずっとそこで用を足すはずです。

* トイレの場所を変更する場合
やむをえずトイレの場所を変更しなければならない時は、旧トイレ場所から、新トイレ場所にトイレを毎日少しずつ移動させます。距離としては、30cm ̄50cmくらいが適当でしょう。根気良く行ってください。

2. 餌の与え方

子猫でも、臆病な子の場合、最初の2、3日餌を食べなかったりすることがあります。ここで、パニックに陥る飼い主さんもいらっしゃるのですが、ご心配には及びません。最初だけのことですし、ドライフードと水を出しっ放しにあげると、夜人間が寝静まった後で食べたりしています。空腹には勝てないので、目の前に置かれた餌を長い間拒絶することは難しいでしょう。ただ、成猫の場合は、ハンガーストライキが1週間にも及ぶことがあります。が、たとえ食べなくても餌を片付けてしまわず、常に新鮮な水と餌は出しておいてください。成猫の場合も、夜こっそり食べたりしていますので、心配要りませんが、餌も水も飲まない状態があまり長く続くようでしたら、獣医師にご相談ください。

3. 猫との接し方

猫は見知らぬ環境に来て、少なからずストレスを感じているものです。そういう状態の猫を極度に構うと、逆効果になることがあります。猫のペースに合わせることが大切です。特に子猫は際限なく遊ぶと思いますが、無理に寝ているところを起こしてまで遊んだりするのは厳禁で、体力を消耗し、弱って死んでしまうこともあります。猫は1日16時間も眠る動物です。楽しく遊んだ後は、充分な睡眠時間を確保してあげるようにしてください。成猫も構い過ぎることはしないで、人間は普通に自分の生活をなさってください。猫が少し環境に慣れたと感じたら、なでたり、声をかけたりスキンスップをはかるようにしてください。子猫と異なり、成猫は新しい環境に慣れるの時間がかかりますが、それでもいつかは必ず慣れるので、気を長く持って、大人なってから見知らぬ土地に来て不安な猫の気持ちを考えながら、優しく見守ってあげてください。

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